本記事を読むことででは、Notionのボタン機能を使って[開始]、[終了]ボタンを押下すると、開始した時間、終了した時間を自動入力し、開始~終了までの時間を計測できるボタンを作成しテーブル形式で管理できる機能が作れるようになれます。
以下のようなものが出来上がります。(開始時間と終了時間の間隔が0のため、実施時間は0時間0分となっていますが、ちゃんと計測されるようになっています。)
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Notionボタン機能の用途
Notionボタンの機能とは一言でいうと、ノーコードでジョブ実行をできる機能と思ってもらえると良いかと思います。
ボタンを押下すると、Aを実行 -> Bを実行 -> Cを実行 のような流れで実行したいアクションを追加していき、どんな操作を実行していきたいかを組み上げていく仕組みです。
習うより慣れろ、非常に簡単なので実際にやっていきましょう!
Notionボタン機能の作成
Notion画面にて適当にページを作成し/table
と入力し、[テーブルビュー]を選択します。
テーブル名を[タスク]と入力し、タグ列の名称を[ステータス]へ変更し、プロパティも[ステータス]へ変更します。
列を追加し、タスクの新規プロパティから[日付]を選択します。
プロパティ名を[開始時間]と入力し、時間の形式を[24時間]に変更します。
同様の手順で[終了時間]を作成します。
さらに列を追加し、タスクの新規プロパティから[ボタン]と入力し、種類[ボタン]をクリックします。
ラベルに[開始]と入力し、[+アクションを追加]をクリックします。
[ページを編集]をクリックします。 [データベースを選択]をクリックし、[このページ]をクリックします。 [プロパティを編集]から[ステータス]を選択します。 [別のプロパティ]を編集から[進行中]を選択します。 [+別のステップを追加]をクリックします。 [ページを編集]をクリックします。 [データベースを選択] -> [このページ]をクリックします。プロパティの選択肢が表示されるので、[開始時間]を選択します。
[選択]からプロパティを設定から[今]を選択します。ここまでで、一旦開始ボタンを押したときの挙動を確認してみましょう。
以下のように、ステータスが[進行中]、開始時間が[今現在の日付日時]が入力されればOKです。
同様の手順で終了ボタンを作成し、ステータスが[完了]、終了時間が[今現在の日付日時]になるように設定してみましょう。
開始時間と終了時間の差分を計算
これまでで、開始ボタンと終了ボタンを押下すると、今現在の日付日時が入力されるように編集しました。
理想を言えば、開始から終了までどれくらい時間がかかったか?を知りたいですよね?
できます!数式を使用することで計測可能です。
タスクの新規プロパティから[数式]、種類[数式]を選択します。
数式の編集をクリックします。
数式を以下のように編集します。
((format(dateBetween(prop("終了時間"), prop("開始時間"), "hours")) + "時間") + format(dateBetween(prop("終了時間"), prop("開始時間"), "minutes") - (dateBetween(prop("終了時間"), prop("開始時間"), "hours") * 60))) + "分"
以下のように開始時間~終了時間までの時間の計測時間が入力されればOKです。
ここまでで、Notionの開始~終了までの時間が計測できるテーブルの作成ができました。
この機能を活用することでタスクにどの程度の時間がかかったのか?を簡単に管理することができます。
ぜひ活用してみてください。