AWS全くの未経験の状態から約3か月かけてSAA試験に合格したポイントについてまとめました。
重要なポイントは4つです。
- 0次試験に合格するための準備をすること
- SAA問題集をとにかく解くこと
- 問題集を解いてわからない用語は都度調べること
- drowioで絵を描くこと
一つずつ解説していきます。
Table of Contents
0次試験に突破のための準備、確認をしておく
どういうこと?と思うかもしれませんが、実は僕はSAAを2回受験していますが、1回目はこの0次試験を通過できませんでした。
つまり、テストを受けることすらできず、1回目は不合格となってしまいました。
AWSの認定試験はテストセンターで受験またはリモートでの受験となります。
テストセンターでの受験は僕は経験したことないので、今回はリモートで受験をする人に向けて解説します。
リモートでの受験方式にも2つあります。
一つはPSI、もう一つはPearson VUEという方式です。
重要な注意点について2つ説明します。
※現在はPSIはなくなりました。
1. PSIとPearson VUEの違いについて
PSIはローマ字(英語)で記載された、政府発行の身分証明書が必要となります。
ローマ字で記載された、とは以下のようなものが該当します。
- パスポート
- 運転免許証
- 身分証明書(国または地方の公的機関の発行する証明書)
- 国民登録カード(永住者証明書、ビザ、米国在住者のグリーンカード)
上記に記載する運転免許証、身分証明書などは顔写真付きで英語の表記がないと身分として証明されません。
つまり、試験当日に気づいた時点では時すでに遅しでアウトになってしまいます。
Pearson VUEについては準備するものは、同様ですが、日本語に対応しています。
運転免許証も日本のもので問題なく身分を証明できます。
なので、僕はそもそも英語で身分を証明できるものがない、または有効期限などを確認しなければならない、などの確認要素が増えない、リスクを減らす意味でもPearson VUEでの受験をおすすめします。
※現在はPSIはなくなりました。
2. システムテストを事前に実施し、システム要件を満たしておきましょう。
VirtualBoxなどの仮想環境のソフトウェアが端末にインストールされていると、システムテストの要件に引っかかる可能性があります。システムテストを余裕をもって実施し、要件に合致しない場合は、要件に合致するまでシステムテストを実施して本番に備えましょう。
参考 システムテストPeason VUESAA問題集をとにかく解くこと
ここからは実際にSAAに受験するための知識の蓄え方についてです。
SAAは選択式問題を65問解くことになります。
実技や記述はありません。
選択式の試験に受かるためにはとにかく問題を解くことが重要です。
特に2つ目の「この問題みたことあるぞ」を1つでも多く作ることが重要です。
おすすめの問題集
無料でできるもの
Ping-tをおすすめできるのは無料で500問以上の問題を解くことができます。
また、問題一つ一つに解説が図入りでありますのでかなり親切に解説してくれます。
問題を解く→間違える→解答の解説を読むを繰り返し実施で少しずつインプットしていきます。間違った問題だけをフィルタリングして解くことができます。
問題を解いていくと必ず自分の得意不得意の傾向が出てきます。
何度やっても間違ってしまう問題も中には出てくることがあるかと思います。
そういったときに、このフィルタリング機能は役に立ちます。
有料でできるもの
CloudTechに入会する
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僕はもともとAWSをハンズオンで学びたいという理由からCloudTechに入会していました。
有料会員は現在では本試験相当レベルのものが800問掲載されています。
僕が受験した当時は400問程度でしたらから、単純に倍になっています。
まずは無料会員になってどんなことができるの?をご自身で体感していただいた方が良いかと思います。
有料会員にはコースがいくつか用意されています。
SAAだけを目標にするのであれば、資格会員コースや基本会員コースで試してみるのはありかと思いますが、SAAだけでなく、他の認定資格も取りたい、ハンズオンでの勉強もしたい、という方は思い切って永久ライセンスを購入してしまった方が結果的に安くなります。
問題の解き方ですが、CloudTech運営者のくろかわさんが試験テクニックを動画で公開しておりますので、こちらリンクを貼っておきます。
こちらで紹介しているのはパターンプラクティクスという方法で、とにかく同じ問題を何度も繰り返し解いて、
脳に焼き付ける方法です。
10問問題を解いたら、次の10問を解き始めるのではなく、10問解いて間違ったもの、なんとなく正解しちゃったものの解説を読んで、再度同じ10問の問題を解く、これを数回繰り返すことで、問題および回答内容をとにかくしみこませるのです。
ここまではくろかわさんが紹介しているテクニックです。
SAA問題集を解いてわからない用語は都度調べること
ちなみに僕もこの方法を実践していましたが、AWS全くの未経験の状態から受験を目指していた、ということで、とにかく用語の意味からわかりません。
解説している内容もわからないことが多々出てきます。
そこでやはり、わからない用語は都度調べることが必要です。
時間は多少かかります。が、調べないでなんとなく正解している状態では必ず限界が来ます。
- あれ、これなんだっけ?
- 前にも似たようなもの見たことあるけど、意味が理解できていない
といった状態が続き、間違えた問題を何度も間違えます。
参考までにAWSの各サービスを3行程度でまとめてくれているわかりやすい記事も載せて解きます。
参考 Qiita「AWS is 何」を3行でまとめてみるよもちろんこちらで全てを網羅できているわけではありませんが、調べるときの辞書代わりの一つとして参考になるかと思います。
AWSサービスを知る上で参考にした書籍
図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書
Amazon.co.jp: 図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書 : 小笠原 種高: 本
AWSサービスをdrowioで絵を描くこと
最後ですが、長期記憶に焼き付けるにはアウトプットが必要です。
エビングハウスの忘却曲線の理論で、パターンプラクティクスを行うことで復習を常に繰り返すので、覚えている割合も時間が経過しても増えていきますが、前述した通り、自分の苦手としているところについては問題を解くだけではどうしても覚えきれない部分が出てきます。
そこで、手を動かして絵を描くことで記憶力の定着率をさらに高めていきます。
たったこれだけです。
構成図を描く作業に少し時間はかかりますが、真似するだけでも記憶力に定着します。
問題を解いているときに、自分で書いた構成図が頭に浮かんでくることが多くなります。
僕がSAA学習をしているときの構成図を描いた一例をご紹介します。
といっても、わからないサービスをググって、そこからサイトの構成図を真似した描いただけにはなりますが。
CloudFrontについて
ElastiCacheについて
SQSについて
インスタンスストア EBSについて
上記はほんの一例ですが、これを見るだけではなく自分の手で作り上げていくことが重要です。
僕はこの4つのポイントを抑えることでAWS SAA資格に3ヶ月間勉強して受かることができました。
ぜひ参考にしてみてください。